万古渓谷二軒屋キャンプ場
信濃は広い.
伊那以南を南信と呼ぶなら,飯田以南はまあディープサウスということか…
東西にアルプスの山々,隣接する南側の静岡,愛知との境も険しい.
下條村のスーパーさかやで買い物をし,泰阜の奥地の秘境,万古渓谷(まんごけいこく)二軒屋キャンプ場を目指す.
余談だがそのスーパーさかやの若奥さん,なかなかの美人でよく喋る.
バリバリの南信ことばがとてもフレンドリーだった.
信号機のない泰阜,色変化の少ない道中…最初に目に付いた色はこのスイセンだった.
100坪ほどの土地一面に咲いてるときれいなものである.
徐々に険しく,細くなる道を上がって行く.
振り返ると,一瞬開けた空間に泰阜の小さな集落が見えた.
どうやらこの先に人家はもうないかもしれない…
小さなアップダウンを繰り返しながら,幅員3mにも満たない悪路を進む.
目立つのは角ばった落石…
こんなのがごろごろしている.
途中一度も対向車に出くわすことなく目的地へ.
一応水洗トイレと洗い場がある.
が,水は飲不敵とのことだが…
万古川の水はとてもきれいなので,少なくとも煮沸すれば問題なしだろう.
で,とりあえず先客は3人のバイク乗りたち.
さあ台車に荷物積んでつり橋を渡るとするか~
実は,“夕方からまとまった雨”の予報,『増水危険,いやあれだけの落石だらけの道中…土砂崩れ』にびびった小生は,早々にここを切り上げて下流に移動.
とっておきの場所でのP泊に切り替えた.
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